Yahoo! / Facebook / Twitter / TikTokの広告タグチェッカー、まとめました【デジマのあれこれ Vol.7】
こんにちは! 企業向けにデジタルマーケティングの支援を行う、株式会社プレシジョンマーケティングです。
専門用語が多く、新しい技術やツールが次々と登場するデジマの世界。【デジマのあれこれ】では、最新技術を分かりやすく紹介し、デジタルマーケティングの力を最大限活用していただくことを目指します。
Vol.7のテーマは「タグチェッカーfor Google以外」
以前、「計測タグ、ちゃんと設定できてるか不安……」を解消する、Google純正の計測タグチェッカー3選というタイトルの記事で、Googleが提供するタグ設定確認ツールを3つご紹介しましたが、世の中にはGoogle以外の広告プラットフォームもたくさんあります。
そこで今回は、重要な4つのプラットフォーム(Yahoo!、Facebook、Twitter、TikTok)の広告広告タグチェッカーをご紹介いたします。すべて各プラットフォームが提供する公式ツールで、Chrome拡張機能として利用できます。タグの状況把握や設置後の発火確認には欠かせないツールですので、ご存知ない方はぜひご活用ください!
Yahoo!広告 タグチェッカー for Chrome Extension
『Yahoo!広告タグチェッカー』は、Yahoo!広告用計測タグの設置状況を5色のアイコンで分かりやすく教えてくれるChrome拡張機能です。エラーのあるタグの個数も合わせて表示してくれます。
『Yahoo!広告タグチェッカー』は、タグの設定順序も含めて正しい設定になっているかを判断します。そのため、単に冗長なだけで計測自体には問題ないケース(サイトジェネラルタグが複数発火する場合等)でも赤のアイコンが表示されることがあります。「計測できているのに赤なの?」と思ってしまいがちですが、設定上の無駄は読み込み速度を遅らせる等、サイトパフォーマンス低下につながります。理想的な設定になっているか確認するためにも有用なツールです。
なお検知対象は以下です。
『Yahoo!タグマネージャー』以外のタグマネージャー(GTMなど)でYahoo!広告のタグを設定しようとすると上手く動かない可能性がありますのでご注意ください。
Facebook Pixel Helper
『Facebook Pixel Helper』は、Facebookタグ(ピクセル)の確認には欠かせない拡張機能です。ページビュー、コンテンツビュー、カートに追加、購入 、リード 等の標準イベントやカスタムイベントの発火状況がひと目で分かります。
正常に発火していれば緑のチェックマーク、問題がある場合は黄色の警告や赤のエラーマークがイベント名の前に表示されます。また、イベントと同時に送信される各種パラメータやフィードアイテムとの一致も確認できます。複数のピクセルが設置されている場合は全てのピクセルの状況が表示されますので、新規ピクセルを設置する際に既存のピクセルの状況把握と合わせて発火確認をしたい場合にも重宝します。
Twitter Pixel Helper
『Twitter Pixel Helper』も『Facebook Pixel Helper』と同じような使い勝手でタグ発火が確認できます。
Facebook Pixel Helperにはない機能として過去に訪問したページのTwitter Tagの履歴を一覧で見る機能も提供されています。
TikTok Pixelアシスタント
『TikTok Pixel アシスタント』もFacebookやTwitterのピクセルヘルパーとほぼ同じような機能が提供されているようです。
若年層を中心にユーザーを増やしているTikTok。合う商材、合わない商材がありますが、相性が良ければ広告パフォーマンスも期待できます。弊社でも今後使う機会が増えていきそうな気配があります。
広告運用熟練者から初心者まで、万人に必須のツール
広告プラットフォームが提供する公式のタグチェッカーを使うと、
各タグの発火状況
仕様に即した正しい設置方法になっているか
その他送信されるパラメータ
等をまとめて検証、確認できて便利です。
今回ご紹介したChrome拡張機能はいずれもインストールや利用に必要な操作がほぼクリックだけで済むシンプルな設計になっています。タグ設置実務の担当者はもちろん、普段タグ設定実務には関わらない方でも手軽にタグ設置状況の概要を把握をする事ができますので、ぜひ一度インストールしてお試しください。