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【広告クリエイティブの細かいところ。認知科学を使ったCVR・CPA改善】〜その7〜【後編】メタモデルとミルトンモデル
前回の記事では、1回目投稿でお伝えしたT.O.T.Eモデルとメタモデルを使い、人の情報変換パターン=どのように情報を認識して内省(心との対話)をするかなどをお伝えしました。
今回は「意図的に心を動かす方法」と「ターゲットユーザーの衝動を刺激する」技術に焦点を当て、メタモデルの「逆」とも言えるミルトンモデルについて詳しく解説します。
ミルトンモデルとは?ミルトンモデルとは、催眠療法家で「天才」と称
【広告クリエイティブの細かいところ。認知科学を使ったCVR・CPA改善】〜その6〜【前編】メタモデルとミルトンモデル
効果的な広告の訴求を実現するには、ターゲットの心理や認知の過程を深く理解することが非常に重要です。これまでにいくつかの認知科学モデルを取り上げてきましたが、今回はコミュニケーションの文脈(双方向の情報やり取り)での認知プロセスを探り、特に「メタモデル」と「ミルトンモデル」という二つの重要なモデルに焦点を当て、2回の投稿に分けて詳細に説明します。
双方それぞれの認知プロセスは「T.O.T.Eモデル
【広告クリエイティブの細かいところ。認知科学を使ったCVR・CPA改善】〜その5〜プロスペクト理論と承諾誘導の活用
現代の広告業界では、ターゲットユーザーに商品やサービスの価値を理解してもらい、購入後の満足感を予め感じさせることが重要です。
この過程での意思決定において、消費者がどのような基準で判断を下しているのかを理解することは、広告戦略を立てる上で不可欠です。
この記事では、意思決定理論であるプロスペクト理論と、消費者の承諾を促す技術である承諾誘導の関係性を探り、効果的な広告戦略のヒントを提供します。
【広告クリエイティブの細かいところ。認知科学を使ったCVR・CPA改善】〜その4〜広告コピーで心を動かす
少々前の話ですが、ある旅行代理店のメールマガジンで、クライアントが作った件名(コントロール)と認知科学のVAKモデルを用いた改良版(リライト版)の件名でA/Bテストを実施しました。
その結果、コントロールとの対比でリライト版の開封率が130%UP、CVRが120%UP、さらに顧客単価も2倍近くに迫る実績が出ました。
そのため今回は、リライトに使ったVAKモデルと、リライトをする際に考えた戦略を振
【広告クリエイティブの細かいところ。認知科学を使ったCVR・CPA改善】〜その3〜なぜLPのCTAボタンは緑が多いのか?
多くの企業で利用しているLPのCTAボタンを緑色にしているケースが多々あります。
この理由について、先ずチャットCPTに意見を聞き、その回答を補足するかたちで認知科学的視点で考察を進めてみます。
チャットGPTへの質問
早速、チャットGPTへ以下の質問をしてみました。
結果として戻ってきた回答は以下のとおりです。(全てコピペです)
チャットGPTの回答CTAボタンの色、特に緑色を使用する傾